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クルマ・技術
「MAZDA CX-30」と「MAZDA MX-30」が
独「2020年レッド・ドット賞:プロダクトデザイン部門」を受賞
「MAZDA CX-30」と「MAZDA MX-30」が、世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつであるドイツの「2020年レッド・ドット賞:プロダクトデザイン部門」を受賞しました。
レッド・ドット賞は、「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」が主催する60年以上の歴史を持つデザイン賞で、世界各国から応募された自動車に限らない幅広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査が行われます。同賞には、最高位の「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」、今回受賞した「レッド・ドット賞」、特別賞である「オーナラブル・メンション賞」などがあります。
マツダは、2010年より「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」というデザイン哲学のもと、生命感あふれるダイナミックなデザインのクルマを創造してきました。その価値を継続させるには、常に深化させることが重要だと考え、「MAZDA3」からの新世代商品では日本の美意識を礎とした「新たなエレガンス」の表現を追求しています。2019年に市場導入した「MAZDA3」は、昨年最高位の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞しており、新世代商品の全3車種がレッド・ドット賞を受賞したことになります。
CX-30は、世界で最も美しいクロスオーバーSUVを目指し、流麗で伸びやかな美しさと、SUVらしい大胆な力強さという2つの表情を併せ持つデザインとしました。ボディ曲面に周囲の光と陰を映し込みながら美しく変化する「移ろい」で、新しい生命感を表現しています。
MX-30は、「魂動デザイン」のもと、さらに芸術性を高めるとともに、表現に拡がりを持たせることに挑戦しています。人の手が生み出す美しい造形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、将来に向けた価値観の変化や、新しいライフスタイルに寄り添うことを目指し、「Human Modern(ヒューマン モダン)」をコンセプトに、そのデザインをつくり上げました。
なお、マツダにおけるレッド・ドット賞の受賞歴は以下の通りです。
2013年 | MAZDA6: | レッド・ドット賞 |
2014年 | MAZDA3ハッチバック: | レッド・ドット賞 |
2015年 | MAZDA MX-5: | ベスト・オブ・ザ・ベスト賞 |
MAZDA CX-3: | レッド・ドット賞 | |
MAZDA2: | オーナラブル・メンション賞 | |
2017年 | MAZDA MX-5 RF: | ベスト・オブ・ザ・ベスト賞 |
2019年 | MAZDA3: | ベスト・オブ・ザ・ベスト賞 |